火災

火災

戦後最大級の大火・4月17日 鳥取大火

旧市街地の3分の2が被害 1952年(昭和27年)4月17日 鳥取大火 鳥取市内の市営の温泉場付近から出火した火災は、フェーン現象による熱風により瞬く間に市中心部に飛び火し、出火から12時間が経過した翌日4月18日の午前4時、鳥取市を焼き尽くした火はようやく鎮火した。
火災

火災、出火原因と対策を考える・4月1日 明和の大火

出火の原因 1772年4月1日(明和9年2月29日) 明和の大火 明和9年2月29日(1772年4月1日)、目黒行人坂大円寺から出火し、麻布、芝から日本橋、京橋、神田、本郷、下谷、浅草と下町一円を焼失し、死者は数千人にも及んだといわれています。
火災

安心、安全な避難・3月21日 函館大火

安全に避難する 1934年(昭和9年)3月21日 函館大火 北海道函館市で「函館大火」と呼ばれる大規模な火災が発生。火災の発端は、函館市の南端にあった家の屋根が強風で飛び、炉の火が巻き上げられ出火したもので、その後、強風の影響も相まって市内22カ所に飛び火し、最終的には焼損家屋10,000棟以上、市内の3分の1を焼失する大火となった。
復興

災害からの復旧と復興・3月17日 川越大火

 兵庫県南部地震は、阪神・淡路地域に未曾有の被害をもたらしました。特に、建築物の被害状況に着目すると、昔からの古い木造住宅が密集した地域において、大規模な家屋の倒壊・火災が発生しました。
 神戸市では、震災の教訓を生かして、これらの地域を防災性に優れた安全・安心でかつ快適なまちとして「復興」していくこととし、特に被害程度が大きく、かつ、道路・公園の整備などにより、都市機能の更新を図るべき区域において、建築基準法第84条に基づく建築制限を6地区(約233ha)に適用し、地震発生から2ヵ月の間、無秩序な建築行為を制限しました。そして、この建築制限の切れる1995年(平成7年)3月17日に、土地区画整理事業(124.6ha)と、市街地再開発事業(25.9ha)の都市計画決定を行いました。
火災

復旧と復興について考えてみる・3月14日 茨城・石岡大火

大火と復興 1929年(昭和4年)3月14日 茨城・石岡大火 茨城県石岡市の中心部である、中町より出火した。
火災

都市防災について考えてみる・3月2~3日 明暦の大火

江戸の大火 1657年3月2~3日 明暦の大火 明暦3年(1657)正月18日(1657年3月2~3日)本郷丸山本妙寺から出火し、翌19日には小石川伝通院前と麹町からも出火。3件の出火によって江戸城本丸、ニノ丸、三ノ丸はじめ武家邸500余、寺社300余、倉庫9,000余、橋梁61を焼失、死者10万余人ともいわれ、江戸の町の大半が焦土となったほどの大惨事でした。
火災

火除地として誕生「広小路通」・2月24日~25日(万治3年1月14日~15日) 名古屋万治3年の大火

名古屋のメインストリート「広小路通」は火除地 1660年2月24日~25日(万治3年1月14日~15日) 名古屋万治3年の大火 片端筋(名古屋城外堀の南側、現在の外堀通)の本町付近から出火し、名古屋城の南側に位置していた城下町は、その多くが焼け落ちました。特に碁盤割の東半分では焼失を免れた家屋はほとんどなく、焼失家屋は町屋2,247軒、武家屋敷120軒に及んだといわれています。
火災

密集地域では延焼による火災に注意・2月20日 能代大火

大規模火災と防火対策 1949年(昭和24年)2月20日 能代大火 秋田県能代市浜通町で火災が発生し、市街地の多くが消失、この大火は「能代大火」と呼ばれています。 GoogleMap|秋田県能代市浜通町 強く吹いていた西風の影響で火の手が広...
火災

災害と標準化について考えてみる・2月7日 アメリカ・ボルチモア大火

ホースの規格が異なり、応援に来た消防隊がホースと消火栓を接続できなかった 1904年(明治37年)2月7日 アメリカ・ボルチモア大火 アメリカ東部ボルチモアの市街地で火災が発生。ワシントンやニューヨークなど近隣の大都市から消防隊が駆けつけるも消火は難航し、36時間にわたって延焼、1,500棟以上の家屋が焼失しました。
火災

火災の防止には放火対策も大事・1月25日(天和2年12月28日)天和の大火

「お七火事」出火原因は放火 1683年1月25日(天和2年12月28日) 天和の大火 江戸駒込(現在の東京都文京区向ケ丘)の大円寺から出火し、この火災にまつわる話を井原西鶴が取り上げて「好色五人女」を著し、その登場人物で八百屋の娘お七の名を取り「お七火事」とも称され、広く伝わる火災となりました。