地震の後どうするか
1914年(大正3年)3月15日 秋田仙北地震(強首地震)
秋田県中南部の仙北郡を中心としたマグニチュード7.1の秋田内陸地震(強首地震とも呼ばれる)があり、死者94人、負傷者324人、住家全壊640棟の被害がありました。
いざその時の”後”
自分が被災した場合のことを、事前に想定しておくことは防災・減災を考える上で大事です。
先ず何をしなければいけないのか、どう行動する必要があるかを知っておきましょう。その時の行動の如何により、その後状況が格段に変わる場合があります。
大地震への予防や避難を体験してみよう!
このゲームは、震度6強の地震に対して、「どんな予防対策を取らなくてはいけないか?」「どんな避難行動をとるべきか?」疑似体験するロールプレイングゲームです。
出典 内閣府防災情報のページ|震度6強体験シミュレーション
震度6強体験シミュレーション
Q:あなたは散らかった家の中を移動しなければなりません。どうしますか?
A スリッパを履いて移動 を選択
GOOD!
足の裏を保護しましょう。
何も保護しないと、散乱したガラスの破片で足の裏を切り、全く避難できなくなってしまします。
出典 防災シミュレーション
ポイント
スリッパを履くことがもっと安全ですが、ない場合には、雑誌や新聞などを床にひいたり、またタオルやシャツなどで足の裏をカバーするのもよいでしょう。
出典 防災シミュレーション
Q:ライフラインが止まり飲料水も確保できません。そのため、家族で一時避難所へ行くことにしました。どうしますか?
B 電気のブレーカーを落とし、大元のガスの元栓を閉める を選択
GOOD!
電気は、ブレーカーを落として、通電火災をふせぎましょう。
出典 防災シミュレーション
また、ガスについては、キッチンの元栓ではなく、外にある大元を締めましょう。
通電火災に用心する
地震直後は停電しているため分かりにくいですが、電気が復旧して通電されるとスイッチを入れたままの電気製品から出火する場合があるので注意が必要です。
ポイント
出典 防災シミュレーション
「通電火災」とは
地震後の停電を経て再び電気が通じた時に電源が入ったままの電化製品から出火する火災です。
まとめ
被災直後の対応が身の安全や命を守るばかりではなく、その後の避難や復興にも大きく影響します。いざという時の為の心構えや少しの配慮がとても大事になります。