雪の後に雨がふったら泥流災害に注意・3月22日 赤石村雪泥流災害

土砂災害
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春先の雪や解ける雨が重なる時期には、雪を伴った泥流「雪泥流」による災害に注意が必要です。 1945年3月22日、青森県赤石村(現鰺ヶ沢町)では、雪が多く降ったこれにより、下流の集落が雪泥流に襲われる大災害が発生しました。この記事では、雪泥流の特徴や対策について解説します。

天然ダムによる災害

1945年(昭和20年)3月22日 赤石村雪泥流災害

GoogleMap|青森県西津軽郡鰺ヶ沢町

青森県赤石村(現在の鰺ヶ沢町)の赤石川上流で、折からの大雨により山崩れが発生し、川を堰き止め天然ダムが形成され、この天然ダムが翌23日未明かけて決壊し、下流の大然集落を雪を伴った泥流が襲いました。

出典 日テレNEWS 「自然って怖いんだな…」記録的な大雪で村を飲み込んだ“山津波”から80年 小学生に教訓伝える 青森県鯵ヶ沢町

雪泥流とは

国土交通省北陸地方整備局|融雪型火山泥流

雪泥流とは、大量の水を含んだ雪崩が、渓流に流れ込んで土砂を巻き込み、土石流化する現象です。
雪泥流は、湿った雪が多く降る山間部や万年雪が残る山頂部などで起こりやすく、火山活動によっても発生することがあります。雪泥流は非常に速くて遠くまで流れるので、大きな被害をもたらすことがあります。
参照 国土交通省北陸地方整備局|融雪型火山泥流

泥流と土石流の違い

泥流は細粒物質の流動、土石流は巨大岩塊を含む流動を指し、粒子の大きさで区別されます。

雪泥流から身を守る方法

雪泥流から身を守るには、まずは発生の可能性が高い場所や条件を避けることが大切です。
雪泥流は急斜面や植生がまばらな場所、火山の近くなどで起こりやすく、気象条件や前兆現象にも注意が必要です。また、雪崩の発生を知らせる警報や情報に従って行動することも重要です。
万一、雪泥流に遭遇した場合は、以下のような対処法があります。

出典 Web東奥 雪泥流が赤石川上流の大然集落を襲い、600メートル下流まで流された家屋。現場を撮影したものとして唯一残された写真=1945年3月23日撮影(鯵ケ沢町教委提供)
  • 雪崩の流れの端へ逃げる。
  • 仲間が巻き込まれないように知らせる。
  • 身体から荷物を外す。
  • 雪の中で泳いで浮上するようにする。
  • 雪が止まりそうになったとき、口の前に空間を作る。
  • 上を歩いている人の声が聞こえたら大きな声を出す。

参照 政府広報オンライン

雪泥流から身を守る為に、地域の防災情報を知っておくことが大事です。

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出典 国土交通省川の防災情報 操作説明

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出典 国土交通省

雪泥流は突然発生することが多いため、日頃の備えが重要です。 普段から周囲の地形や積雪状況等に気を配り、早めの対応を心掛けることが大事です。

まとめにかえて

赤石村雪泥流災害では、山で狩猟を行う「またぎ」の住む集落が壊滅状態となりました。この年は雪が多く、3月に入って雪や雨の日が続いていたことから、上流の山の地盤が緩んでいました。
雪泥流は急斜面や植生がまばらな場所、火山の近くなどで起こりやすく、雪泥流から身を守るには気象条件や前兆現象に注意が必要です。

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