「お七火事」、火災防止には放火対策も大事・1月25日(天和2年12月28日)天和の大火

火災
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火災を防ぐためには、日々の注意と対策が欠かせません。その中でも放火による火災は、誰もが意識すべき重要な課題です。歴史的にも有名な「お七火事」をはじめ、放火が原因で発生した火災の教訓から、私たちはどのような対策を取るべきかを考察します。

「お七火事」出火原因は放火

1683年1月25日(天和2年12月28日) 天和の大火

出典 東京消防庁

江戸駒込(現在の東京都文京区向ケ丘)の大円寺から出火し、この火災にまつわる話を井原西鶴が取り上げて「好色五人女」を著し、その登場人物で八百屋の娘お七の名を取り、「お七火事」とも称され広く伝わる火災となりました。

出火原因は放火

「お七火事」は八百屋の娘お七が恋人会いたさに放火したことが出火原因となっています。

火災の出火原因で放火は1位といわれています。年ごとに順位の変動はありますが、放火及び放火の疑いを合わせると高い割合となっています。
参照 総務省消防庁|平成22年消防白書令和3年火災の概要

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|火災

備えて安心!わが家の防火対策

防火には日々の注意や対策が必要です。その中でも放火による火災は、意識しておくべき課題や心構えがあります。

あなたの防火意識度をチェックしましょう!

放火

  • 家の周りに外灯がなく暗い。
  • 決められた日時以外にゴミを出すことがある。
  • ダンボールや古新聞紙、雑誌を家の周りに置いている。

出典 東京消防庁ホームページ

出火原因別防火のポイント

放火対策としては、次のことに注意しましょう。家のまわりに燃えやすいものを置かないようにしましょう。ゴミは収集日の決められた時間に指定場所に出しましょう。
車やオートバイのカバーには、防炎製品をおすすめします。
物置などには必ず鍵をかけておきましょう。
不審者を寄せつけないよう、外灯をつけて、できるだけ明るくしましょう。
出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|火災

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|火災

まとめにかえて

火災はその出火原因を見逃さないことで、人が発生を抑えられる災害です。
家のまわりを整えることで放火されない、放火させない、また放火されても大事に至らない環境づくりを心掛けることが大事です。

放火されるのはゴミだけじゃない?―こんな物にも注意!!

放火されるのは家庭ゴミだけと思われがちですが、実はそれだけではありません。
この動画では、その他に放火されやすい物の紹介や対策について説明しています。
出典 名古屋市消防局【公式】

名古屋市消防局【公式】
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