地震、いざその時の前

地震はいつ起きるか予想の難しい災害です。いざその時の前に備えておく地震対策をしておくことで、災害が起き被災したとしてもその後の復旧復興が取り組みやすくなります。

耐震診断

わが家の耐震性を知る

耐震性を知るには、住まいそのものを知っておく必要があります。まず、構造ですが、戸建ての木造住宅やマンションなどの鉄筋コンクリート造や鉄骨造などがあります。
出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|わが家の耐震性チェック

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|わが家の耐震性チェック

わが家の耐震性チェック

日本建築防災協会発行の「わが家の耐震診断と補強方法」に基づいて、次の項目について木造住宅を点検していきます。すなわち、

宅地の地盤、
基礎、
建物の形、
壁の配置、
筋かい、
壁の割合、
老朽度
以上の7項目です。

この耐震診断は、過去の地震被害・災害研究の成果や、建築基準法の耐震規定などをもとに作られています。
専門的な知識がなくても、簡単に診断できますのでぜひわが家を採点してみて下さい。

出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|わが家の耐震性チェック

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|わが家の耐震性チェック

家具転倒防止

室内チェック

大地震が起きた場合は、立つことも出来ないほど激しく揺れます。また、阪神・淡路大震災では、まだ多くの人が眠っていた早朝に発生しています。倒れてくる家具から身を守ろうとしても、一瞬のことで動けず、下敷きになってしまうことも十分あります。家の中には、至る所に危険が潜んでいるのです。
出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|家庭内の安全性チェック

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|家庭内の安全性チェック

家具の置き方、工夫していますか?

阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。
大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。

  • 家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう
  • 寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにしましょう。
    置く場合も、なるべく背の低い家具にするとともに、倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう
  • 手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう

出典 首相官邸ホームページ

出典 首相官邸ホームページ

備蓄、非常持ち出し品

非常持出品の準備

危険が迫ってやむなく避難しなければならないとき、あなたは何を持ち出しますか。その時では間に合いません。普段から最小限の非常持出品を用意し、なるべく燃えにくい素材のリュックサックなどに入れておきましょう。

備えておきたい非常持出品としては、
非常食品3日分

救急用品
ラジオ
衣類、マスク、ウェットティッシュ、タオル、懐中電灯、オムツなどの生活用品
現金
通帳
免許証や健康保険証のコピー

などがあります。
非常持出品として用意するものは、人によって違いがあります。たとえば、持病をお持ちの方で薬を常用されている方は、通っている病院にいけない場合も想定して処方箋などのコピーを用意しておくべきでしょう。ヘルメットや冬場の防寒衣などは、いつでも取り出せる準備も必要でしょう。水など後で取りに帰れるものも準備しておくといいでしょう。赤ちゃんがいる場合は、ミルクやオムツが必要でしょう。
出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|事前の備えチェック

ゼロから見直す防災 備蓄品は何が必要?

新たな環境へと暮らしが変わる季節。見直したいのが防災対策です。発災後、自宅などで避難生活を過ごすために、どんな備えが必要なのか。「ローリングストック」に、水・食料以外に準備したい備蓄品など、災害時の備蓄のアイデアをまとめました。
出典 NHK防災

出典 NHK防災

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