ブロック塀倒壊による被害から身を守る・6月18日 大阪府北部の地震

地震
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大阪府内で、大正12年以来初めての震度6弱以上の揺れ

2018年(平成30年)6月18日 大阪府北部の地震

出典 国土交通省近畿地方整備局

大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生し、大阪府の大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱を観測したほか、西日本・東日本の広い範囲で揺れが感じられました。
大阪府内で震度6弱以上の揺れを観測するのは記録が残る1923年(大正12年)以来初めてのことでした。
この地震で、大阪府内で6人の死亡が確認されたほか、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、三重、徳島の7府県で400人以上が負傷し、家屋損壊は60,000棟以上にのぼった。

ブロック塀の倒壊

出典 大阪府ホームページ

大阪府で死亡した6人のうち、大阪市と高槻市で合わせて2人が崩れ落ちてきたブロック塀の下敷きとなったことから、高槻市では市立学校や市営施設のブロック塀をすべて撤去し、今後設置しない方針とされました。

大阪府北部地震

大阪府北部を震源とする地震で最も話題になったのが、ブロック塀の倒壊です。ブロック塀倒壊に巻き込まれ2人の尊い命が失われました。
ブロック塀倒壊の原因は、内部の鉄筋の腐食といった経年劣化等が考えられ、外観では判断できない場合もあります。
出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|大阪府北部地震

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|大阪府北部地震

ブロック塀等の安全確保

大阪府では大阪北部地震を受けて、ブロック塀等の安全確保事業を実施しています。また、日本政府も国土交通省を通じて、ブロック塀等の安全対策を示しています。
参照 大阪府ホームページ

ブロック塀等の耐震診断基準・耐震改修設計指針

出典 国土交通省ホームページ

既存ブロック塀等の耐震診断基準・耐震改修設計指針があります。また、国土交通大臣が認定した既存ブロック塀等の耐震診断基準、耐震診断・改修を行う診断資格者向け参考情報もあります。
参照 国土交通省ホームページ

まとめにかえて

出典 内閣府防災情報のページ|地震により倒れたプールのブロック塀(大阪府高槻市立寿栄小学校)

いざ地震が起こったら、自らの命を守る行動をとらなくてはいけません。
屋内にいたら、倒れかかる家具などから身を守り、屋外にいたら、建物やブロック塀の倒壊や窓ガラスの落下などの危険を避けて、地下街にいたら、パニックにならないよう管理者の避難誘導に従い、冷静な行動をとり、海辺にいたら 津波からの避難は一刻を争います。
いざという時に、自分の命を守る行動を心得ておくことは大事なことです。
出典 内閣府防災情報のページ

防災まち歩きシミュレーション

災害へ日頃から備えておくことの大切さを学んだショウタくんと一緒に、自分の家や通学路、幸せが丘のまちを歩いて探検してみましょう。ふだんの暮らしの中ではなかなか気づかない家やまち中の危険について、ショウタクンと一緒に考えてみましょう。
出典 東京海上日動

東京海上日動