噴火の備えはマップの活用から
1958年(昭和33年)6月24日 阿蘇山噴火
阿蘇山の噴火により周辺に噴石が飛散し、阿蘇山ロープウェー火口西駅には大きいもので直径約50cmの噴石が多数落下しました。
阿蘇山の噴火に備える
阿蘇山は、過去に何度も噴火を繰り返し、今も活発に活動する国内有数の活火山です。
「阿蘇山火山防災マップ」では、阿蘇山の過去の火山活動から、今後も起こりやすいと予想される噴火現象を紹介し、噴火した場合の災害予想区域を示します。
また、阿蘇山の過去の火山活動から、今後も起こりやすいと予想される噴火現象を紹介しています。
阿蘇山の噴火警戒レベルに日頃から注意し、マップを活用して阿蘇山の噴火に備えましょう。
出典 阿蘇市ホームページより| 阿蘇山火山防災マップ
火山の防災
阿蘇火山の防災対策
阿蘇山においては、「阿蘇火山防災会議協議会」が「阿蘇火山防災計画」を策定し、立ち入り規制、入山規制や避難指示等を実施しています.
参照 熊本県火山防災協議会
また、熊本県では「阿蘇山火山噴火緊急減災対策砂防計画」が、土砂災害に対して、住民や登山者・観光客の生命を守り、安全安心な県土づくりに寄与するために策定されました.
参照 熊本県ホームページ
火山噴火へのソフト対策
警戒避難体制の構築に役立てるため、火山噴火に伴う土砂災害のシミュレーションをもとに土砂災害予想区域図(火山砂防ハザードマップ)の作成、リアルタイムハザードマップの提供体制の構築、監視カメラや各種センサーによる情報伝達体制の整備等を実施しています。
出典 国土交通省|火山災害とその対策
災害時にリアルタイムで避難情報などを確認 岡山市のWEB版ハザードマップ【こつこつ防災】
岡山市がWEB版のハザードマップを作成し、2月21日、市のホームページに公開しました。災害時にリアルタイムで避難情報などを確認できるようになっています。
出典 KBS瀬戸内海放送
まとめにかえて
噴火災害は「火口」から近い場所ほど大きな被害が予測され、多数の死傷者が出た御嶽山のように登山中に噴火が起き火口付近にいたとしたら、逃げる時間もないまま噴石によって命を落とす可能性があります。
また、火口から離れている場所では、火山灰の被害や土砂災害の危険があります。
自分の住まいや職場・学校など日常生活圏が、噴火が起きた際にどれほどの危険が予測されるのか予め想定しておくが大事です。