火災、いざその時

火災が自宅で発生した場合、適切に行動することが生命を守り、被害を未然に防ぐために非常に重要です。以下に、火災発生から避難、生活の復元までの行動を時系列でまとめ、その後に次回の火災に備えるためのアクションもご紹介します。

火災発生直後の行動

火災を確認した瞬間

出典 総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|火災

火の出どころを確認し、確実に火災であることを確認します。

  • すぐに火災を通報

119番(消防)に通報します。通報の際は、火災の場所、火の勢い、火元の情報などを伝えます。「火事です!」とはっきりと伝えます。

総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|火災

初期消火(安全確認後)

火災が自宅で発生した際に個人が取るべき行動は、冷静さを考え迅速に対応することが求められます。 以下に、火災発生直後から生活の復元まで、時系列で必要な行動をまとめましたまた、それを踏まえて次の火災への備えについても説明します。

  • 火災の規模が小さい場合のみ初期消火
    • 初期消火が可能な場合は、消火器や消火栓を使って消火活動を行います。
    • 火元が台所や電気機器などである場合、消火器の使用方法をよく理解していることが重要です。
    • 火災が広がる可能性がある場合や火の勢いが強い場合、無理に消火しようとせず、すぐに避難することを優先します。
  • 注意点
    • 火災が広範囲に始まった場合、早期に中止することが最も重要です。非日常的な消火活動を続けるのは危険です。
総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|初期消火

初期消火(できる場合)

  • 消火器やバケツでの消火
    初期段階で小規模な火災であれば、消火器や水を使って消します。 消火器は火元に対して「根元から」噴射し、火を鎮めることをバケツで水をかける際は、火の勢いを見て慎重に行動します。
  • 安全確保
    初期消火ができる状況でない場合、火元から出ることが重要です。煙を吸わないよう、手や布で口を覆い、低い姿勢で安全な場所に避難します。

出典 消防庁動画チャンネル

避難(消火が不可能な場合)

  • とりあえずな避難
    火災が拡大する前に、煙を避けて低い姿勢でとりあえず避難します。
  • 避難経路の確認
    自宅の火災時には普段から避難経路を確認しておくことが大切です。移動します。
  • 家族全員の確認
    家族がいる場合は、全員が避難できたか確認します。動物がいる場合、ペット用のキャリーバッグを準備して避難します。
総務省消防庁|防災・危機管理eカレッジ|避難

まとめにかえて

火災が自宅で発生した際に適切な対応を取ることは、命を守り、被害を最小限に抑えるために非常に重要です。

まず、火災が発生したら、火の出どころを確認し、本当に火災かどうかを判断し、その後すぐに119番に通報し、火事の場所や火の勢い、火元の情報を明確に伝えます。また、火の規模が小さい場合には、消火器や水を使って初期消火を試みることができますが、火の勢いが強い場合や広がる可能性がある場合は、無理に消火しようとせず、安全を最優先して避難を行うことが重要です。


いざその時、その後は?

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