気象災害

豪雪と除雪の心構えを考えてみる・昭和38年1月豪雪

1963年1月、日本列島は「さんぱち豪雪」と呼ばれる記録的な豪雪に見舞われました。北陸地方を中心に九州にまで広がる大雪は、交通網を寸断し、多くの家屋被害や命の危機をもたらしました。この未曽有の災害を契機に、除雪の重要性が広く認識され、技術や設備の発展が加速しました。しかし、現代でも除雪中の事故が後を絶ちません。この記事では、「さんぱち豪雪」の概要と教訓を振り返りつつ、安全に除雪を行うための心構えや注意点を考えます。
地震

観測史上初の全都道府県で有感地震・5月30日 小笠原諸島西方沖の地震

2015年5月30日、小笠原諸島西方沖で発生した深発地震は、日本列島全体を揺らしました。震源の深さは682km、マグニチュード8.1。通常とは異なる“深発地震”の特性により、遠く離れた地域でも強い揺れを感じるという“異常震域”現象が生じ、47都道府県すべてで有感地震となったこの出来事は、地震の特性や備えの重要性を改めて私たちに突きつけました。
地震

液状化現象への備えについて考えてみる・9月19日 メキシコ地震

1985年9月19日に発生したメキシコ地震では、震源から300km離れたメキシコシティで長周期地震動による液状化現象が発生し、甚大な被害をもたらしました。液状化現象は、地震による強い揺れで地盤が液状化し、建物が沈んだり傾いたりする現象です。液状化への備えとして、液状化ハザードマップの活用が進められ、被害を防ぐための地盤改良等が重要視されています。
火災

強風による飛び火で火災、延焼対策について考えてみる・10月29日 山形 酒田大火

1976年山形県酒田市で発生した酒田大火は、強風による飛び火が原因で大規模な延焼を引き起こしました。この火災では、1,774棟の建物が焼失し、多くの人が被害を受けました。火災の広がりには、風速12メートルを超える強風や、木造家屋が密集した市街地の条件が影響しましたが、一部の建物は防火対策により延焼を免れました。この記事では、酒田大火の教訓から、強風時の火災対策について考察します。
つむじ風

事前、早めが防災の基本・6月21日 台風6号

2004年6月21日に発生した台風6号は、沖縄から東北地方にかけて強い暴風をもたらし、各地で大きな影響を与えました。暴風による被害は、歩行者の転倒や交通障害、建物の損壊など多岐にわたります。特に、最大瞬間風速57.1m/sが観測された室戸岬では、その猛威が顕著でした。台風への備えは「事前、早め」が基本です。気象情報を確認し、早めの防災対策や避難行動を心掛けましょう。
復興

災害からの復旧と復興について考えてみる・3月17日 川越大火

 兵庫県南部地震は、阪神・淡路地域に未曾有の被害をもたらしました。特に、建築物の被害状況に着目すると、昔からの古い木造住宅が密集した地域において、大規模な家屋の倒壊・火災が発生しました。
 神戸市では、震災の教訓を生かして、これらの地域を防災性に優れた安全・安心でかつ快適なまちとして「復興」していくこととし、特に被害程度が大きく、かつ、道路・公園の整備などにより、都市機能の更新を図るべき区域において、建築基準法第84条に基づく建築制限を6地区(約233ha)に適用し、地震発生から2ヵ月の間、無秩序な建築行為を制限しました。そして、この建築制限の切れる1995年(平成7年)3月17日に、土地区画整理事業(124.6ha)と、市街地再開発事業(25.9ha)の都市計画決定を行いました。
互助

スムーズな災害対応、「自助」「共助」「公助」について考えてみる・11月22日 長野県神城断層地震

2014年に発生した長野県神城断層地震では、迅速な救助活動が行われ、負傷者は出たものの死者はありませんでした。この地震で注目されたのが、住民同士の「共助」によるスムーズな災害対応です。山間部の集落でも孤立することなく、早期の安否確認が可能だったことで、行政や公的機関は「公助」に集中でき、全体的な対応が円滑に進みました。この記事では、「自助」「共助」「公助」という災害時の重要な3つの支えについて、その役割と重要性を考えます。
地震

前震、本震、余震どれも地震・4月16日 熊本地震・本震

2016年4月、熊本県を襲った一連の地震は、わずか2日間で震度7を2度観測するという、これまでに例を見ない大災害となりました。特に4月16日に発生した「本震」は、多くの犠牲者と甚大な被害をもたらし、地震への備えや情報の伝え方に関する多くの課題を浮き彫りにしました。本記事では、熊本地震・本震の概要や教訓、そして防災上の新たな視点について紹介します。
台風

高潮対策の取り組みを知っておく・9月21日 室戸台風

1934年9月21日に高知県室戸岬に上陸した「室戸台風」は、観測史上最低の気圧を記録し、四国から北陸地方にかけて甚大な被害をもたらしました。特に大阪では、大雨と高潮による浸水被害が発生し、多くの人命が奪われました。この災害を契機に気象注意報の発表が開始され、防災対策の強化が進められました。室戸台風をはじめとする高潮被害と、それに対する大阪の防災対策について解説します。
事前

家具の転倒防止を考えてみる・7月26日 宮城県北部連続地震

2003年7月26日、宮城県北部で連続して強い地震が発生し、多くの地域が震度6弱から6強の激しい揺れに見舞われました。この地震をきっかけに、家具の転倒による被害のリスクが改めて注目されました。今回は、実際の被災者の体験談を交えながら、家具の転倒防止策の重要性と具体的な対策方法について紹介します。
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