土砂災害

地すべりについて心得ておく・3月16日 新潟県糸魚川市・小泊地すべり

地すべり地で語り継がれる言い伝え(伝承・伝説)は過去の地すべり災害から得ら
れた生活の知恵であり、災害から身を守る上で役立つ重要な情報です。
地震

地域を知って災害に備える・5月27日(正応6年4月12日) 永仁鎌倉地震

1293年、鎌倉を襲った「永仁鎌倉地震」は、相模湾を震源とするマグニチュード7程度の大地震でした。建長寺をはじめとする寺院や多くの建物が倒壊・炎上し、大きな被害が出たと記録されています。この地震は、プレート境界で発生したとされており、現在の私たちが住む地域にも似たリスクが潜んでいます。地域の歴史を知ることは、防災への第一歩です。この記事では、永仁鎌倉地震を通じて、地域と災害の関係について考えます。
地震

忘れていた地震への備えを考えてみる・5月12日 中国・四川大地震

「天災は忘れた頃にやってくる」――この言葉の重みを、私たちはどれほど実感しているでしょうか。2008年に中国・四川省を襲った大地震は、「もう動かない」と考えられていた断層帯で発生し、9万人以上の命が奪われました。この記事では、その未曾有の災害を振り返りながら、忘れがちな地震への備えについて改めて考えます。
火山

防災は事前の心構えを持つことから・6月3日 雲仙普賢岳で大規模火砕流

1991年6月3日、長崎県・雲仙普賢岳で発生した大規模な火砕流は、多くの尊い命を奪い、火山災害の恐ろしさを私たちに突きつけました。この出来事は、「ただちに避難する」という行動の背後に、どれほどの心構えと知識が必要なのかを改めて教えてくれます。火山と共に生きる私たちにとって、防災の第一歩は、「自分も被災するかもしれない」と日頃から想像することにあるのです。
大雨

”避難”することと”逃げる”こと・6月8日~15日 梅雨前線による大雨

災害時に命を守るために欠かせない「避難」。しかし実際には、水が迫っていても避難に踏み切れない人が多くいます。1962年6月、梅雨前線による大雨で兵庫県を中心に発生した水害を振り返りながら、「避難」と「逃げる」の違い、そして私たちが取るべき行動について考えます。
火山

火山噴火への心構えを考える・4月7日 イタリア・ヴェスヴィオ山噴火

1906年4月7日、イタリアのヴェスヴィオ山が噴火し、大規模な降灰によって約300人が犠牲となりました。この火山は、西暦79年にポンペイを埋没させた噴火が有名ですが、その後も幾度となく噴火を繰り返しています。火山噴火は予兆があっても正確な予測が難しいため、日頃からの備えが重要です。本記事では、噴火時の安全対策や家庭でできる防災のポイントを紹介し、火山のリスクと向き合うための心構えを考えます。
火山

火山防災マップで噴火に備える・6月24日 阿蘇山噴火

活火山・阿蘇山の脅威に備えるには、正確な情報と事前の準備が欠かせません。1958年6月24日の噴火では、直径50cmもの噴石が飛散するなど大きな被害が出ました。阿蘇山火山防災マップを活用し、自分の暮らす地域のリスクを把握しておくことが、命を守る第一歩です。
火災

避難場所と避難所と仮設住宅について考えてみる・4月22日(文化3年3月4日)江戸・文化の大火

1806年に発生した「文化の大火」では、江戸の町が広範囲にわたり焼失し、多くの人々が住まいを失いました。このとき幕府が設けた「御救小屋」は、現代の避難所や仮設住宅の原型とも言える存在です。この記事では、歴史的な災害対応をひもときながら、現代における「避難場所」「避難所」「仮設住宅」の違いや役割について考えていきます。
火災

初期消火を心得ておく・1月15日 静岡大火

1940年1月15日、静岡市を襲った「静岡大火」は、強風と乾燥により大規模な被害をもたらしました。このような災害を防ぐために、私たちは火災を起こさない努力だけでなく、万が一の時に備えた初期消火の知識を持つことも大切です。この記事では、火災の被害を最小限に抑えるための初期消火のポイントと実践方法について解説します。
気象災害

洪水から身を守るには・7月7日 七夕豪雨

1974年7月7日、七夕の日に静岡県を中心に記録的な大雨が降り、河川の氾濫や土砂崩れが相次いだ「七夕豪雨」。身近な生活を一変させる洪水から命を守るためには、日頃の備えと早めの行動が欠かせません。この記事では、過去の災害を振り返りながら、洪水時に取るべき基本的な防災行動について考えます。
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