火災

災害と標準化について考えてみる・2月7日 アメリカ・ボルチモア大火

1904年、アメリカ・ボルチモアで発生した大規模火災では、都市ごとに異なるホースの規格が原因で、応援に駆けつけた消防隊が消火栓を使用できず、延焼を防ぐことが困難になりました。この出来事をきっかけに、ホースと消火栓の規格が統一され、標準化の重要性が広く認識されるようになりました。防災の分野でも、標準化が進むことで、情報共有や避難の円滑化が可能になります。いざという時に適切な行動を取るために、標準化の意義を考察します。
復興

災害からの復旧と復興について考えてみる・3月17日 川越大火

 兵庫県南部地震は、阪神・淡路地域に未曾有の被害をもたらしました。特に、建築物の被害状況に着目すると、昔からの古い木造住宅が密集した地域において、大規模な家屋の倒壊・火災が発生しました。
 神戸市では、震災の教訓を生かして、これらの地域を防災性に優れた安全・安心でかつ快適なまちとして「復興」していくこととし、特に被害程度が大きく、かつ、道路・公園の整備などにより、都市機能の更新を図るべき区域において、建築基準法第84条に基づく建築制限を6地区(約233ha)に適用し、地震発生から2ヵ月の間、無秩序な建築行為を制限しました。そして、この建築制限の切れる1995年(平成7年)3月17日に、土地区画整理事業(124.6ha)と、市街地再開発事業(25.9ha)の都市計画決定を行いました。
台風

台風対策には事前の備えと早めの避難が大事・10月14日 ルース台風

1951年のルース台風は、鹿児島県に上陸し、九州を縦断して日本海へと抜け、各地に大きな被害をもたらしました。特に暴風と大雨が同時に発生したため、土砂災害や河川の氾濫が頻発しました。台風に備えるためには、早めの避難が重要です。この記事では、台風の危険を回避するための準備や早期の避難行動について、過去の教訓を交えながら解説しています。
気象災害

豪雪と除雪の心構えを考えてみる・昭和38年1月豪雪

1963年1月、日本列島は「さんぱち豪雪」と呼ばれる記録的な豪雪に見舞われました。北陸地方を中心に九州にまで広がる大雪は、交通網を寸断し、多くの家屋被害や命の危機をもたらしました。この未曽有の災害を契機に、除雪の重要性が広く認識され、技術や設備の発展が加速しました。しかし、現代でも除雪中の事故が後を絶ちません。この記事では、「さんぱち豪雪」の概要と教訓を振り返りつつ、安全に除雪を行うための心構えや注意点を考えます。
地震

いざその時の後のことを想像してみる・3月15日 秋田仙北地震

1914年(大正3年)3月15日、秋田県仙北郡を中心に発生した秋田仙北地震(強首地震)は、マグニチュード7.1の大規模な地震で、94人の命が囚われ、324人が演説、640棟の住家が全壊する被被害をもたらしました。地震の発生後、どのように行動するかが、その後の安全や生活再建に大きく影響します。この記事では、被災後に取るべき行動や、事前に備えるべきポイントについて考察します。
台風

「キキクル(危険度分布)」、土石流から身を守ることを考えてみる・8月28日 愛媛・別子大水害

1899年8月28日、豪雨によって引き起こされた土石流が愛媛県の別子銅山を襲い、住宅や鉱山施設を一瞬にして押し流し、多くの被害をもたらしました。このような土石流の危険は、私たちが常に意識しておくべき課題です。土石流から身を守る方法や、災害の危険を事前に知るための情報ツール「キキクル」について知っておくことは防災に取り組む上で有益です。
事前

いつか来る災害のために、1年に1度は備蓄について考えてみる・11月19日は備蓄の日

11月19日は「備蓄の日」。この機会に、家庭での防災備蓄について考えてみませんか?東京都では、1年に一度、日常の食材や防災グッズの備蓄状況を「びち(1)く(9)」の合言葉で確認することを推奨しています。特に、大規模災害時には支援物資の到着が遅れる可能性があるため、家庭で1週間分の食料を備蓄することが重要です。この記事では、ローリングストックなど無理なく始められる備蓄方法も含め、家族構成や生活スタイルに合わせた備蓄のポイントを紹介します。
気象災害

車中での一酸化炭素中毒に注意・2月6日 アメリカ北東部でブリザード

1978年2月6日、アメリカ北東部を襲ったブリザードは交通機関を麻痺させ、多くの車が雪に閉じ込められました。このとき、車の排気口が雪で塞がれたことによる一酸化炭素中毒が発生し、多くの命が失われました。一酸化炭素は無色・無臭のため気づきにくく、車内での避難時には特に注意が必要です。この記事では、一酸化炭素中毒の危険性と予防策、さらに大雪時の対応について紹介します。
土砂災害

山間部の地震、土砂災害に注意・4月9日(安政5年2月26日)飛越地震

1858年4月9日に発生した飛越地震は、現在の富山県と岐阜県の県境付近を震源とする推定マグニチュード7台の大地震でした。山岳地帯を走る跡津川断層の活動による直下型地震であり、大規模な山崩れや土砂崩れが発生しました。さらに、崩れた土砂が川をせき止めて天然ダムが形成され、下流域の住民にとって新たな脅威となりました。こうした地震に伴う土砂災害は、現代においても山間部での地震時に警戒すべき重要なリスクの一つです。
ハザードマップ

洪水ハザードマップを見て、注意すべき点を想定しておく・9月3日~12日 琵琶湖・明治29年の大洪水

9月3日から12日にかけて発生した琵琶湖周辺の「明治29年の大洪水」は、記録的な大雨によって広範囲が浸水した歴史的な災害です。彦根市では一日で597mmもの降雨が観測され、琵琶湖の水位は+3.76mに達しました。この経験から、琵琶湖の水位調整や河川管理が強化されることになりました。現代でも、ハザードマップを確認し、被害の想定と避難場所の確認をしておくことが防災の基本です。地域の災害リスクを把握し、早めの備えが求められます。
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