火山

噴火の規模は大きくなくても警戒は大事・5月24日 十勝岳大噴火

1926年5月24日、北海道・十勝岳で発生した噴火では、噴火自体の規模はそれほど大きくなかったものの、雪解けによって発生した大規模な泥流が周辺地域を襲い、多くの被害をもたらしました。この災害は、寒冷地の火山に特有の「融雪型泥流災害」の恐ろしさを示す事例として、今なお語り継がれています。火山との共生には、過去の災害から学ぶことが欠かせません。
地震

地震で津波に警戒することを心得ておく・3月4日 十勝沖地震

1952年3月4日に発生した十勝沖地震は、北海道の広範囲に被害をもたらしました。 特に津波による被害が大きく、流氷や漁船を巻き込みながら被害を拡大させた点が特徴的です。 このような地震や津波の予防のためには、日頃から防災の心得を身につけることが重要です。
台風

台風の接近時、高潮と高波に注意が必要・9月4日 台風21号

2018年9月4日、非常に強い勢力を持った台風21号が日本に上陸し、四国や近畿地方を中心に甚大な被害をもたらしました。特に大阪湾では、記録的な高潮が発生し、大規模な浸水や関西空港の孤立などが発生しました。台風接近時の高潮と高波のリスクに対する注意点や、適切な避難行動について知っておくことは、命を守るための事前の備えと迅速な対応が求められる状況において有益です。
火災

都市防災について考えてみる・3月2~3日 明暦の大火

江戸時代最大級の火災とされる「明暦の大火」は、1657年3月2日から3日にかけて発生し、江戸の街の大半を焼き尽くしました。この大火をきっかけに、江戸幕府は防火対策を強化し、広小路の設置や火消組織の充実など、都市防災の仕組みを整えていきました。現代においても、首都直下地震や気候変動による自然災害のリスクが高まる中、過去の災害の教訓を生かし、災害に強い街づくりが求められています。
地震

いざその時の後のことを想像してみる・3月15日 秋田仙北地震

1914年(大正3年)3月15日、秋田県仙北郡を中心に発生した秋田仙北地震(強首地震)は、マグニチュード7.1の大規模な地震で、94人の命が囚われ、324人が演説、640棟の住家が全壊する被被害をもたらしました。地震の発生後、どのように行動するかが、その後の安全や生活再建に大きく影響します。この記事では、被災後に取るべき行動や、事前に備えるべきポイントについて考察します。
火災

安全な避難を考えてみる・3月21日 函館大火

1934年3月21日に北海道函館市で発生した「函館大火」は、10,000棟以上が焼失し、市内の3分の1が焼ける未曾有の大災害となりました。この記事では、大火の詳細や教訓を振り返りながら、火災時に安全に避難するためのポイントを紹介します。災害時に命を守るための正しい行動を、今一度確認しておきましょう。
火災

たき火による火災、不注意が出火原因になることを考える・5月2日~3日(嘉永7年4月6日~7日) 嘉永7年の大火「毛虫火事」

たき火をはじめとする火の取り扱いには、常に慎重さが求められます。1854年、京都で発生した「毛虫火事」も、たき火の不注意が原因でした。本記事では、嘉永7年の大火「毛虫火事」の経緯と、現代におけるたき火火災防止のポイントについて紹介します。
火災

火災からの避難を考えてみる・11月8日 米カリフォルニア州山火事

この記事では、2018年11月8日に米カリフォルニア州で発生した大規模な山火事を例に、火災時の避難について考察します。避難者が火や煙に巻かれた要因や避難誘導や煙の危険性とその対策について考察しています。さらに、火災から身を守るための適切な行動や避難方法、日常的に確認しておくべき防火対策についても紹介し、突然の火災に備える重要性を強調しています。
土砂災害

土石流から命を守るために、避難の基本を心得ておく・7月9日 長野県南木曽町土石流災害

2014年7月、長野県南木曽町で発生した土石流災害は、局地的な大雨が引き金となり、町の中心部を襲いました。土石流は一瞬で家屋や道路を押し流す危険な災害です。この記事では、過去の災害事例をもとに、土石流の特徴や避難のポイント、そして命を守るために私たちが今できる備えについて紹介します。
地震

観測史上初の全都道府県で有感地震・5月30日 小笠原諸島西方沖の地震

2015年5月30日、小笠原諸島西方沖で発生した深発地震は、日本列島全体を揺らしました。震源の深さは682km、マグニチュード8.1。通常とは異なる“深発地震”の特性により、遠く離れた地域でも強い揺れを感じるという“異常震域”現象が生じ、47都道府県すべてで有感地震となったこの出来事は、地震の特性や備えの重要性を改めて私たちに突きつけました。
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