火山 災害でのデマと科学不信を考えてみる ・ 1月12日 桜島・大正大噴火 1914年の桜島・大正大噴火は、火山活動が人々の生活に多大な影響を与えることを改めて示しました。しかし、この出来事では科学的不信やデマが住民の混乱を増幅させる要因となり、多くの犠牲者を生む悲劇も起きました。本記事では、災害と情報の関係を紐解きながら、正確な情報がいかに重要であるかを考えます。防災意識を高めるために、過去の教訓を活かすヒントを探ります 2025.01.12 火山
地震 津波警報を知らせる「津波フラッグ」を知っておく・6月15日 喜界島地震 地域観測史上最大規模の地震 1911年(明治44年)6月15日 喜界島地震 奄美諸島の喜界島近海を震源とするマグニチュード8.0の喜界島地震が発生しました。この地域では観測史上最大規模の地震であり、揺れは東日本まで感じられました。 2024.06.15 地震津波
台風 台風で起きる暴風から自分の命を守るための行動を考える・9月22日~25日 第3宮古島台風 猛烈な風で甚大な被害を残す 1968年(昭和43年)9月22日から25日にかけて 第3宮古島台風 後に「第3宮古島台風」と命名された台風16号が南西諸島から九州地方に接近。9月18日に沖ノ鳥島の南南東の海上で発生した台風は発達しながら北上し、22日夜半頃宮古島付近を通過、その後は南西諸島沿いを北上して24日23時過ぎに鹿児島県串木野市(現在のいちき串木野市)付近に上陸しました。 2024.09.22 台風
火山 噴火による影響を考えてみる・4月10日 インドネシア・タンボラ火山大噴火 人類史上最大の噴火 1815年4月10日 インドネシア・タンボラ火山大噴火 インドネシア・スンバワ島にあるタンボラ火山で大噴火が発生し、記録の残る中では人類史上最大の噴火と言われており、大量の噴出物で周辺は昼も闇に覆われたとされています。 2024.04.10 火山
土砂災害 対岸の火事ではなく、他山の石・5月21日(寛政4年4月1日) 雲仙岳・眉山大崩壊「島原大変肥後迷惑」 山体崩壊と津波 1792年5月21日(寛政4年4月1日) 雲仙岳・眉山大崩壊「島原大変肥後迷惑」 長崎県島原市の西にそびえる眉山が地震とともに大崩壊しました。雲仙岳では、これに先立って山頂付近の地獄跡火口からの噴火活動が続いていましたが、この地震で山麓にあった眉山が大崩壊し、大量の土砂が有明海に流れ込み、島原半島と対岸の肥後、天草(熊本県)に津波となって押し寄せました。 2024.05.21 土砂災害地震
地震 余震について考えてみる・8月3日 松代群発地震 1965年8月3日に始まった松代群発地震は、翌年の1966年4月5日に最大震度を記録し、現在もなお余震が続いています。地震活動は依然として活発であり、1日1回程度の地震が観測されています。このように長期間にわたる地震活動に対する心構えや備えについて考えることが重要です。 2024.08.03 地震
台風 台風の接近時には高潮と高波に注意が必要・9月4日 台風21号 2018年9月4日、非常に強い勢力を持った台風21号が日本に上陸し、四国や近畿地方を中心に甚大な被害をもたらしました。特に大阪湾では、記録的な高潮が発生し、大規模な浸水や関西空港の孤立などが発生しました。台風接近時の高潮と高波のリスクに対する注意点や、適切な避難行動について知っておくことは、命を守るための事前の備えと迅速な対応が求められる状況において有益です。 2024.09.04 台風
火山 噴火で全島民が島外避難、避難を考えてみる・11月21日 伊豆大島三原山大噴火 1986年、伊豆大島の三原山が大噴火を起こし、全島民約10,000人が島外へ避難しました。溶岩流が山腹の噴火口から流出する中、住民は約1か月にわたり本土での避難生活を送りました。この出来事を機に、火山国である日本では、火山に関する防災教育や避難訓練の重要性が改めて認識されるようになりました。本記事では、噴火災害時に適切な避難行動をとるための「警戒レベル」や、平時からの準備について考察します。 2024.11.21 火山避難
地震 小さい地震でも大きな津波・3月3日 昭和三陸地震 日本海溝の東側で発生したアウターライズ地震 1933年(昭和8年)3月3日 昭和三陸地震 三陸沖を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生、仙台市や岩手県宮古市で震度5を観測し、北海道から近畿地方にかけて揺れを感じました。 2024.03.03 地震
火山 火山噴火と復興について考えてみる・4月14日 アイスランド・エイヤフィヤトラヨークトル火山噴火 噴火による空港の閉鎖 2010年4月14日 アイスランド・エイヤフィヤトラヨークトル火山噴火 アイスランド南部に位置するエイヤフィヤトラ氷河に覆われたエイヤフィヤトラヨークトル火山で噴火が発生しました。噴煙は上空9,000mに達し、西もしくは北西からの風が吹いていたため、火山灰が欧州各国に流れ、約30カ国の空港が一時閉鎖されました。 2024.04.14 火山